KAGEROU 読んだよ~ ネタバレあり
映画BECKのDVDをアマゾンで予約した勢いで買いました、本屋で。この本は一応SFになるのかな?、臓器売買に体を売った男の話です。そういうのキライなのに知らないで買ってしまったし、42ページ目まで来たら飽きて放り投げていたのだけれど、一寸の虫にも五分の魂と言うじゃないかとまた読み始めた。ん~前書きも後書きもないのにハードカバーの単行本で帯まで付いてる、十寸の虫にも五分の魂かも?。
前半は自殺を思いとどめるよう説得する営業につれられて中古車のように体が査定されて行くのだけれど、脳には値段が無いというあたりが結構考えられているなと思った。
後半になって茜ちゃんというキャラが出てきて、やっと次はどうなるんだろうって・・・結局自分の興味は女かい^^;
キライなジャンルなのに読み終えることができたのは丁寧に書いてあるからだとおもう。しかし、身内に病人がいてよくこんなに書けるものですね。初めのうち彼は小説なんか書くよりエッセイとか書いて、私生活を切り売りしてた方が読者がつくんじゃないかと思ったけど、これだけ丁寧に書けるなら伸びるかもしれないですよ。
それから、初版だけのオマケ(趣向ともいう?)なのかな、1か所紙を貼って訂正しているところがあって、主人公の多重性みたいなところを示す結構カンジンな場所のカンジンな名前で間違いだとしたら重大。でもこれも表現のうちとしたらナカナカやるなって思いました。どっちかというと私は後者だと思うけどね(^^)。
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